爪が割れてしまった経験はありませんか?特に爪の端が割れると、衣服に引っかかったり、痛みを感じたりと、不便を感じるようになってしまいますよね。
爪が割れる原因は、乾燥や栄養不足、衝撃などさまざまなものが考えられます。そのまま放置すると、割れがさらに広がってしまうこともあるため、正しく対処するようにしましょう。
この記事では、爪が割れる原因や対処法、予防方法などについて詳しくご紹介します。
爪が割れる原因とは
爪が割れてしまうのには、いくつかの理由があります。習慣や、体の状態が影響していることもよくあります。まずは、爪が割れやすくなる主な原因について詳しくご紹介します。
力や衝撃がかかった影響
普通に生活していても、爪には思った以上に負担がかかっています。例えば、缶のプルタブを開けるときや、キーボードを強く打つとき、爪切りで深く切りすぎたときなどに、小さな亀裂が入ることがあります。また、爪をぶつけてしまったり、ドアに挟んでしまったりといった直接的な衝撃も、割れる大きな原因になります。特に爪の先端は薄くなっているため、小さな力でも欠けたり割れたりしやすいのです。繰り返し同じような負担がかかると、爪が弱くなって割れやすい状態になってしまいます。
乾燥や保湿不足
爪も肌と同じように、水分が不足すると硬くもろくなってしまいます。手を洗う頻度が多かったり、水仕事が多かったりすると、爪の水分が奪われやすくなります。また、冬場の空気の乾燥や、エアコンの効いた室内に長時間いることも、爪の乾燥を進める要因です。
乾燥した爪は柔軟性を失い、ちょっとした力で縦に裂けたり、二枚爪になったりしやすくなります。手肌のケアはしていても、爪の保湿まで意識していない方も多いのではないでしょうか?爪も皮膚の一部なので、しっかりと保湿することが大切です。
栄養不足や体の健康状態
爪は体の健康状態を映す鏡ともいわれています。バランスの取れた食事が取れていないと、爪を作るために必要な栄養が不足してしまいます。特にタンパク質やビタミン、ミネラルなどが足りないと、爪が薄く弱くなり、割れやすくなることがあります。
また、過度なダイエットやストレス、睡眠不足なども、爪の健康に影響を与えます。貧血や甲状腺の病気など、体の不調が原因で爪がもろくなるケースもあるため、爪の状態が急に変わった場合は注意が必要です。健康的な生活習慣を心がけることが、丈夫な爪を育てることにもつながります。
爪の端が割れた時の対処法
爪が割れてしまったら、正しく対処をすることが大切です。間違った方法でケアすると、かえって悪化させてしまうこともあります。ここでは、割れた爪をどうケアすればいいのか、具体的な対処法と注意すべきポイントをご紹介します。
絆創膏や専用補修剤でケア
爪が割れてしまったら、まずはセルフケアとして絆創膏で保護するのが効果的です。割れた部分を優しく覆うことで、衣服などに引っかかるのを防ぎ、これ以上割れが広がるのを防げます。
最近では、爪専用の補修剤やリペアグルーも販売されています。これらは割れた部分を接着して補強してくれるので、日常生活を普段どおりに送りやすくなります。また、ネイル用のシルクラップやファイバーグラスを使って補修する方法もあります。ドラッグストアなどで手に入りやすいので、常備しておくのも良いでしょう。セルフケアをしたら、なるべく割れた爪に負担をかけないよう気をつけて過ごしましょう。
専門院に相談する
爪の割れ方がひどい場合や、痛みを伴う場合は、自己判断せずにプロに相談しましょう。皮膚科では爪の状態を検査してもらえますし、必要に応じてケアを受けられます。
また、ネイルサロンでも爪の補修を行っているところがあります。丁寧に補修してもらえるので、見た目も自然に仕上がります。当院でも割れた爪のケアを行っていますので、ぜひお気軽にご相談くださいね。
爪の割れが繰り返し起こる場合は、何か病気が隠れている可能性もあるため、一度しっかりと検査を受けることも大切です。
注意点:割れた箇所は無理に切らない
爪が割れると、つい気になって切りたくなってしまいますよね。でも、無理に切ろうとするのは避けてください。割れた部分を引っ張ったり、無理にカットしようとしたりすると、割れがさらに根元まで広がってしまうおそれがあります。
特に縦に割れている場合は要注意です。爪の根元部分まで裂けてしまうと、痛みが出たり、新しく生えてくる爪にも影響が出る可能性があります。どうしても整えたい場合は、爪やすりで優しく削るか、先端部分だけを丁寧にカットするようにしましょう。焦らず、爪が伸びて割れた部分が先端にくるまで待つのが、最も安全な方法です。
爪の割れを予防する方法
爪が割れないようにするには、ケアと生活習慣の見直しが効果的です。ここからは、爪の割れを予防する方法についてご紹介します。
十分な保湿ケアを行う
爪の割れを防ぐには、保湿ケアが大切です。手を洗った後や、お風呂上がりには、ハンドクリームやネイルオイルで爪と爪周りをしっかり保湿しましょう。特に爪の生え際である甘皮部分は、新しい爪が作られる大事な場所なので、丁寧にケアしましょう。
キューティクルオイルを使って、爪の根元や爪の裏側まで優しくマッサージすると、血行も良くなって効果的です。寝る前の習慣にすると続けやすいでしょう。また、日中も気づいたときにこまめに保湿することで、爪の柔軟性が保たれ、割れにくい丈夫な爪を育てることができます。
バランスの良い栄養を摂取する
健康な爪を育てるには、体の中からのケアも行いましょう。爪はタンパク質でできているため、肉や魚、卵、大豆製品などをしっかり摂ることが基本です。また、ビタミンやミネラルもバランスよく取り入れましょう。
特にビタミンB群や亜鉛、鉄分などは、爪の健康維持に役立つといわれています。野菜や果物、ナッツ類なども意識して食べるようにしましょう。偏った食事や極端なダイエットは、爪だけでなく体全体の健康にも影響します。毎日の食事を大切にして、体の内側から爪をサポートすることで、自然と丈夫な爪が育ちやすくなります。
手袋など保護アイテムを活用する
爪を物理的なダメージから守ることも予防方法として大切です。
水仕事をするときは、ゴム手袋やビニール手袋を使うことで、洗剤による刺激や水分の奪いすぎを防げます。特に洗剤は爪の油分を取り除いてしまうため、素手での作業は避けたいところです。
また、寒い季節には手袋をして外出することで、乾燥から爪を守れます。園芸作業やDIYなどをするときも、軍手や作業用手袋をつけることで、爪への衝撃や傷を防げます。このような保護アイテムを上手に使うことで、爪への負担を大きく減らすことができますよ。
広島周辺で爪の端が割れてお悩みの方はセラピストプラネットにご相談ください!
この記事では、爪が割れる原因や対処法、予防方法などについて詳しくご紹介しました。
爪が割れてしまう原因は、日常生活での衝撃や乾燥、栄養不足などさまざまです。もし爪が割れてしまったときは、絆創膏や専用の補修剤でセルフケアをして、無理に切ったりせず慎重に対応しましょう。
そして何より、割れる前の予防が重要になります。保湿ケア、バランスの取れた食事、手袋などの保護アイテムの活用を心がけることで、丈夫で健康な爪を育てることができます。
セラピストプラネットでは、巻き爪施術をはじめとする専門資格を持った先生が各院に在籍しています。
もし現在、広島周辺で爪の端が割れてお悩みの方はセラピストプラネットにお気軽にご相談ください!
