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小爪が痛い原因は?改善方法や自宅でできるケア方法をご紹介!

指先にできる小さなささくれは意外とストレスを感じるものですよね。服に引っかかって痛みを感じるなどを経験してお困りの方も多いでしょう。このささくれのようなものは、「小爪(こづめ)」と呼ばれています。

この記事では、小爪が痛くなる原因や改善する方法などについて詳しくご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。

目次

小爪とは?

小爪(こづめ)は、爪の周りの皮膚が部分的にめくれてしまった状態を指します。「ささくれ」とも呼ばれ、一度は経験したことがあるのではないでしょうか?見た目は小さな症状ですが、普通に生活していても、気になってストレスのもとになるものです。まずは、小爪の特徴やできやすい部分などについて詳しくご紹介します。

小爪の特徴

小爪は、爪の根元や側面にある皮膚が乾燥や刺激によって裂け、薄く剥がれてしまう状態です。見た目には小さな皮膚片が爪から立ち上がっているように見えます。触ると痛みを感じることが多く、無理に引っ張ってしまうと出血したり、傷口から細菌が入って炎症を起こしたりする可能性があります。季節の変わり目や空気が乾燥する冬場に特に発生しやすく、手を頻繁に使う作業をしている方や、水仕事が多い方によく見られる症状です。

小爪ができやすい部分

小爪は主に爪の根元付近や、爪の両脇の皮膚にできやすい傾向があります。特に親指や人差し指といった、日常生活で使用頻度が高い指に発生しやすいのが特徴です。これらの部分は物に触れる機会が多く、摩擦や圧力を受けやすいためです。また、利き手の方が小爪ができやすいという傾向も見られます。爪の甘皮周辺は特にデリケートで、乾燥しやすい部位でもあるため、継続的にケアすることが大切になります。

小爪が痛くなる原因は?

小爪ができて痛みを感じるのには、いくつかの原因が考えられます。これには、習慣や環境要因が関係しているかもしれません。ここからは、小爪が痛くなる主な原因について、一つずつ詳しく解説していきます。

乾燥

乾燥は小爪ができる大きな原因のひとつです。空気が乾燥する季節や、エアコンの効いた室内に長時間いると、手や指先の水分が奪われてしまいます。皮膚が乾燥すると柔軟性が失われ、ちょっとした刺激でも裂けやすくなってしまうのです。

手洗いの回数が多い方や、アルコール消毒を頻繁にする方は特に注意が必要です。水分が蒸発する際に皮膚の潤いまで一緒に奪われてしまうため、より乾燥が進みやすくなります。また、食器洗いなどの水仕事で洗剤を使うことも、皮膚の油分を奪って乾燥を招く要因になります。

栄養不足

バランスの取れた栄養をきちんと摂取しないと、爪まで栄養が届きません。特にタンパク質やビタミン、ミネラルが不足すると、皮膚のバリア機能が低下して小爪ができやすくなります。

ビタミンAは皮膚の潤いを保つ働きがあり、ビタミンEは血行を促進して皮膚の新陳代謝を助けます。また、タンパク質は皮膚や爪の主成分となる大切な栄養素です。偏った食事や無理なダイエットを続けていると、これらの栄養素が不足しがちになります。できるだけ多様な食材を取り入れることを心がけましょう。

爪切りやケアの不足

爪や爪周りの皮膚を正しくケアしないことも、小爪の原因になります。爪を切る際に深く切りすぎたり、爪切りの刃が切れにくくなっていたりすると、周囲の皮膚に余計な負担がかかってしまいます。また、爪周りの甘皮を無理に押し上げたり、固くなった皮膚をそのまま放置したりすることも良くありません。

手や指先のケアを怠ると、皮膚が硬くなって柔軟性を失い、すぐに裂けやすくなってしまいます。爪やその周辺の皮膚はデリケートなので、丁寧なケアを心がけるようにしましょう。

刺激や外傷

日常生活の中での物理的な刺激や、小さな外傷が小爪の引き金になることもあります。指先は常に何かに触れているため、摩擦や圧力を受けています。紙を扱う作業が多い方は、紙の端で皮膚を傷つけることがあります。また、ささくれを気にして触ったり、無理に引っ張ったりする癖がある方は、かえって悪化させてしまう可能性も。さらに、爪を噛むクセがある方や、指先で細かい作業を頻繁に行う方も、皮膚への刺激が多くなりやすいとされています。小さな傷でも放置すると悪化することがあるため、注意が必要です。

小爪の痛みを改善する方法は?

小爪ができて痛みを感じたら、適切な方法で改善していくことが大切です。放置すると悪化したり、炎症を起こしたりする可能性もあります。小爪の痛みは、セルフケアでも軽減できます。ここからは、小爪の痛みを改善する方法をご紹介します。

正しくケアをする

小爪ができてしまったら、無理に引っ張らずに清潔な爪切りやハサミで根元から丁寧に切り取りましょう。切った後は消毒をして、絆創膏などで保護するのがおすすめです。炎症や化膿がみられる場合は、早めに医療機関に相談しましょう。普段のケアでは、爪を切る際には切れ味の良い爪切りを使い、深く切りすぎないように注意しましょう。爪やすりで形を整えると、周囲の皮膚への負担を減らせます。また、甘皮は無理に押し上げず、ゆっくりと優しく扱うことがポイントです。

ハンドクリームや保湿グッズで乾燥を防ぐ

乾燥を防ぐためには、こまめな保湿を行いましょう。手を洗った後や就寝前には、必ずハンドクリームを塗る習慣をつけてみてください。特に爪の周りや指先は念入りに保湿すると、より効果がみられます。ハンドクリームは保湿成分がしっかり配合されたものを選んでくださいね。夜寝る前には、たっぷりとクリームを塗った後に綿の手袋をして寝ると、より高い保湿効果が期待できます。キューティクルオイルなど、爪専用の保湿アイテムを使うのも良い方法です。日中も持ち歩けるサイズのハンドクリームを用意しておくと、外出した際に便利ですよ。

食事の内容を工夫する

健康な皮膚を保つために、栄養バランスの取れた食事を心がけましょう。タンパク質は肉や魚、卵、大豆製品などから摂取できます。ビタミンAはにんじんやかぼちゃなどの緑黄色野菜に、ビタミンEはナッツ類やアボカドに多く含まれています。また、亜鉛などのミネラルも皮膚の健康維持に役立ちます。忙しい日でも、できるだけ多様な食材を取り入れることを意識してみてください。外食が多い方は、野菜や果物を意識的に追加するなど、工夫することで栄養バランスを改善できます。水分補給も忘れずに行いましょう!

広島周辺で小爪の痛みにお悩みの方はセラピストプラネットにご相談ください!

この記事では、小爪が痛くなる原因や改善する方法などについて詳しくご紹介しました。

小爪はよくあるトラブルですが、セルフケアを行えば改善・予防することが可能です。乾燥や栄養不足、誤った爪のケアなどが主な原因となるため、日頃からの心がけが大切になります。

こまめな保湿を習慣にして、ハンドクリームやキューティクルオイルで指先を守りましょう。バランスの取れた食事で体の内側から皮膚の健康をサポートすることもお忘れなく。爪を切る際は丁寧に扱い、小爪ができてしまったら無理に引っ張らず、正しい方法でケアしましょう。

セラピストプラネットでは、巻き爪施術をはじめとする専門資格を持った先生が各院に在籍しています。もし現在、広島周辺で小爪の痛みにお悩みの方はセラピストプラネットにお気軽にご相談ください!

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サイト監修者

東京大学 医学部 卒業
美容内科医/美容皮膚科医/AGA外来医/整形外科医

お一人でも多くの方が実績になるよう、真心を込めた対応を心がけております。また、処方後のアフターケアにも細やかに対応いたします。是非お気軽にご相談ください。

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