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足の爪が食い込むのはなぜ?改善する方法やケア方法を解説!

歩くたびに足の指先がズキズキ痛む、靴を履くと爪の周りが圧迫されて辛いといったお悩みはありませんか?放置すると炎症が広がったり、化膿したりと、深刻な状態に発展することもあります。日常生活にも支障が出てしまい、歩くこと自体が億劫になってしまうこともあるでしょう。

この記事では、足の爪が食い込む原因や、食い込んだ時の症状とリスク、日常で気をつけたいポイントについてご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。

目次

足の爪が食い込む原因は?

足の爪が食い込んで痛みが生じるのは、いくつかの原因が重なって起こることがほとんどです。爪の切り方や靴の影響だけでなく、生まれつきの体質が関係していることもあります。まずは、爪が食い込んでしまう主な原因について詳しくご紹介します。

巻き爪と陥入爪の違い

足の爪が食い込むトラブルには、2つの種類があります。

まず、「巻き爪」です。巻き爪は爪の端が内側に丸まってしまう状態のことで、爪全体がCカーブのように変形していきます。

もうひとつは「陥入爪」です。陥入爪は、爪の角が皮膚に刺さり込んでしまう状態を指します。

どちらも痛みを伴いますが、巻き爪は爪の形そのものの変化が特徴で、陥入爪は爪が皮膚に突き刺さることで炎症を起こしやすいという違いがあります。見た目は似ていても、それぞれ対処法が異なる場合があるため、症状が気になる方は専門家に相談するのがおすすめです。

深爪や爪切りの誤りによる影響

足の爪を切るとき、つい短く切りすぎてしまうことはありませんか?この場合に起こる深爪は、爪が食い込む大きな原因のひとつです。爪を短く切りすぎると、爪の両端が皮膚に隠れてしまい、そのまま伸びる過程で皮膚に刺さりやすくなります。また、爪の角を丸く切り込んでしまう切り方も注意が必要です。この切り方をすると、新しく伸びてきた爪が正常な方向に成長できず、皮膚の中に潜り込んでしまうことがあります。正しい爪の切り方を知ることが、痛みのない足元を保つために大切なポイントです。

遺伝的要因と体質的な特徴

爪の形や厚み、硬さなどは遺伝の影響を受けることがあります。ご家族に巻き爪の方がいらっしゃる場合、自分も同じような爪のトラブルを経験する可能性が高まります。また、生まれつき爪が薄い方や柔らかい方は、外からの圧力で爪が変形しやすい傾向があります。足の骨格や指の形も個人差があり、親指が人差し指より長い「エジプト型」の足の方は、靴による圧迫で爪トラブルが起きやすいともいわれています。こうした体質的な特徴を理解しておくことで、日頃からの予防ケアに役立てられるでしょう。

足の爪が食い込む際の症状とリスク

爪が食い込み始めると、最初は軽い痛みや違和感から始まります。しかし、そのまま放っておくと症状は徐々に悪化し、トラブルを引き起こすことも。どんな症状が現れるのか、悪化するとどうなるのか、しっかり理解しておきましょう。ここからは、足の爪が食い込む際の症状とリスクについてご紹介します。

痛みや炎症の初期症状

爪が食い込み始めたとき、最初に感じるのは指先のチクチクとした痛みです。歩くたびに違和感があったり、靴を履くと圧迫されて痛みが増すことがあります。爪の周りの皮膚が赤く腫れてきたら、炎症が起きているサインです。触ると熱を持っていることもあります。この段階では、まだ軽い症状に見えるかもしれませんが、放置すると徐々に悪化していきます。痛みで歩き方が不自然になり、他の部位に負担がかかることもあります。早めに気づいて対処することが、悪化を防ぐ大切なポイントになります。

悪化すると起こる可能性のある化膿や肉芽

症状が進むと、爪が刺さっている部分から膿が出てくることがあります。これは化膿している状態で、傷口から細菌が入り込んでいる証拠です。さらに悪化すると、爪の周りに赤く盛り上がった組織ができることがあります。これを「肉芽(にくげ)」と呼び、傷を改善しようとして体が過剰に反応した結果できるものです。肉芽ができると出血しやすくなり、少し触れただけでも痛みを感じるようになります。見た目も気になりますし、靴下に血がついてしまうこともあります。ここまで進んでしまうと、自己ケアだけでは改善が難しくなってきます。

細菌感染や慢性化のリスク

爪が食い込んだ部分は常に小さな傷がある状態なので、細菌が侵入しやすく感染のリスクが高まります。特に糖尿病の方や免疫力が低下している方は、感染が広がりやすいため注意が必要です。感染が悪化すると、足全体が腫れたり、発熱したりする場合もあります。また、痛みをかばって歩き続けることで、姿勢や歩き方のバランスが崩れ、膝や腰への負担が増えることもあります。さらに、適切なケアを受けずに放置すると、症状が慢性化して繰り返し悪化するという悪循環に陥ってしまいます。早めの対応が、こうしたリスクを避けるポイントとなります。

予防策と日常で気をつけたいポイント

爪が食い込むトラブルは、日常生活の中で工夫することで予防できます。特に毎日履く靴の選び方は、足の健康を守るうえでとても大切なポイントです。難しいことをする必要はありません。では、具体的な予防策と、日常で気をつけたいポイントをご紹介します。

靴選び

毎日履く靴は、足の爪の健康に大きく影響します。つま先が細くなっているデザインの靴や、サイズが小さめの靴は、指先を圧迫して爪に負担をかけてしまいます。靴を選ぶときは、つま先部分にゆとりがあるものを選びましょう。立った状態で足の指を少し動かせるくらいのスペースがあると理想的です。また、ヒールが高い靴は体重が前に集中するため、長時間の着用は避けたいところです。お仕事などでどうしても履く必要がある場合は、通勤時だけでも楽な靴に履き替えるなど、工夫してみてくださいね。自分の足に合った靴を選ぶことが、爪トラブルの予防につながります。

インソールの活用

靴の中敷きであるインソールは、足の爪を守るためのおすすめのアイテムです。クッション性のあるインソールを使うと、歩くときの衝撃が和らぎ、爪への負担を軽減できます。特に、足のアーチをサポートしてくれるタイプは、体重のかかり方のバランスを整えてくれるのでおすすめです。指先への過度な圧力が分散され、爪が食い込みにくくなります。インソールは当院でオーダーメイドのものを製作しております。ぜひお気軽にお問い合わせくださいね。

広島周辺で足の爪が食い込んでお悩みの方はセラピストプラネットにご相談ください!

この記事では、足の爪が食い込む原因や、食い込んだ時の症状とリスク、日常で気をつけたいポイントについてご紹介しました。

足の爪が食い込むトラブルは、放置すると痛みや炎症が悪化し、日常生活にも支障をきたしてしまいます。巻き爪と陥入爪の違いを理解し、深爪や誤った爪の切り方に注意することが大切です。また、遺伝や体質的な要因もあるため、ご家族に同じような悩みがある方は特に気をつけたいところですね。

初期症状のうちにケアできれば、化膿や肉芽、細菌感染といった深刻な状態を防ぐことができます。痛みや腫れを感じたら、早めにケアを始めましょう。

セラピストプラネットでは、巻き爪施術をはじめとする専門資格を持った先生が各院に在籍しています。

もし現在、広島周辺で足の爪が食い込んでお悩みの方はセラピストプラネットにお気軽にご相談ください!

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サイト監修者

東京大学 医学部 卒業
美容内科医/美容皮膚科医/AGA外来医/整形外科医

お一人でも多くの方が実績になるよう、真心を込めた対応を心がけております。また、処方後のアフターケアにも細やかに対応いたします。是非お気軽にご相談ください。

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