足の親指が痛い、靴を履くと違和感があるといった症状にお困りではありませんか？親指の爪をチェックしてみて、内側に巻いているように見えたら、それは巻き爪かもしれません。
巻き爪は、爪の両端が内側に巻き込んでしまう状態のことです。そのままにしておくと、痛み続けるだけでなく、炎症を起こしたりすることもあります。
改善するためには、靴を替えたり爪の切り方を見直してみたりすることが大切です。
この記事では、足の親指の巻き爪の原因や改善方法、巻き爪の予防方法などについて詳しくご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
足の親指の巻き爪の原因は？
足の親指が巻き爪になってしまうのには、いくつかの理由があります。原因として、生活習慣や体質などが関係していると考えられます。まずは、足の親指の巻き爪の原因について詳しくご紹介します。
靴や歩行による影響
毎日履く靴が足に合っていないと、履くたびに巻き爪のリスクが高まります。つま先が細くなっているデザイン（パンプスなど）の靴や、サイズが小さめの靴を長時間履き続けると、親指が圧迫されて爪が内側に曲がりやすくなってしまいます。
また、歩く機会が少ない方も注意が必要です。
歩行時には足の指に適度な力がかかり、爪が正常な形を保つのを助けてくれます。運動不足で足をあまり使わないと、爪にかかる力のバランスが崩れ、巻き爪になりやすい状態を作ってしまうことがあるのです。
爪の切り方と爪の形状の影響
爪のお手入れ方法も、巻き爪と深く関係しています。爪の端を丸く切り込んでしまう切り方を続けていると、爪の両端が皮膚に食い込みやすくなります。爪はまっすぐ伸びていくものですが、端を深く切りすぎると正常に伸びる妨げになってしまうのです。さらに、もともとの爪の厚みや硬さ、カーブの具合といった爪そのものの特徴も影響します。薄くて柔らかい爪質の方は、外からの力で変形しやすい傾向があります。
遺伝や体の特性が関わっていることも
実は、家族に巻き爪の方がいる場合、遺伝的に自分も巻き爪になりやすいという可能性があります。爪の形や厚さ、指の骨格といった体の特徴は、親から子へ受け継がれることがあるからです。
また、加齢によって爪質が変化したり、持病や体調の影響で爪が変形しやすくなったりすることもあります。妊娠中や出産後のホルモンバランスの変化が、一時的に爪の状態に影響を与えるケースも見られます。このような質や体の変化による巻き爪は、完全に防ぐことは難しいかもしれませんが、ケアを続けることで症状を和らげていくのは可能です。
巻き爪の改善方法は？
巻き爪に気づいたら、できるだけ早めに対処することが大切です。軽い症状であれば、自宅でのケアで改善できることもあります。痛みが強い場合や炎症がある場合は、専門家にご相談くださいね。ここからは、巻き爪を改善するための方法をご紹介します。
自宅でのケア方法
巻き爪の初期段階では、ご自宅でできるセルフケアから始めてみましょう。まず大切なのは、爪の切り方を見直すことです。爪は指先と同じくらいの長さで、端を残してまっすぐに切ってください。これを「スクエアカット」といいます。
また、足に負担をかけないような靴を選びましょう。つま先にゆとりがあり、足の形にフィットする靴を選んでみてください。さらに、足指を動かすストレッチを取り入れると、足全体の血行が良くなり、爪の健康維持につながります。入浴後など爪が柔らかくなっている時に、優しくケアするのがおすすめです。
巻き爪の早期ケアは当院へ！
セルフケアを試しても改善が見られない場合や、痛みで日常生活に支障が出ている場合は、ぜひ当院にご相談ください。巻き爪は放置すると悪化し、歩行が困難になったり、炎症を起こしたりするおそれがあります。当院の強みは、巻き爪を早期に改善できることです。お一人おひとりの症状に合わせた適切なケア方法をご提案いたします。痛みの少ない施術を心がけておりますので、どうぞ安心してお越しくださいね。些細なことでもお気軽にお問い合わせください。
足の親指が巻き爪になるのを防ぐ方法
巻き爪は一度なってしまうと、痛みや不快感でストレスを感じるでしょう。そのため、日頃から巻き爪にならないように予防することが大切です。ここからは、足の親指が巻き爪になるのを防ぐ方法についてご紹介します。
靴を替えてみる
先ほどもご紹介したように、足に合わない靴を履き続けることは、巻き爪の大きな原因になります。特に先が細くなっているパンプスやハイヒールは、親指を横から押さえつけてしまうため注意してくださいね。靴を選ぶ時は、つま先に1センチほどの余裕があるものを、そして指を自由に動かせるものを選びましょう。
幅も大切なポイントで、きつすぎず緩すぎない、足の形にしっかりフィットするサイズ感のものを選びましょう。また、時々は足を締め付けないスニーカーやサンダルを履いて、足を休ませることも大切です。仕事などでどうしてもヒールを履く必要がある方は、通勤時だけでも楽な靴に履き替えるなど、工夫をしてみてくださいね。
正しい方法で爪を切る
爪切りの方法を変えるだけで、巻き爪予防に大きな効果があります。ご紹介したように、爪を切るときは、両端を丸く削らず、まっすぐ横一直線に切るスクエアカットで整えましょう。爪の角は少しだけ残しておき、やすりで軽く整える程度にとどめましょう。深く切り込みすぎると、爪が伸びてくるときに皮膚に食い込みやすくなってしまいます。
長さの目安は、指先の肉と同じくらいか、ほんの少し爪が出るくらいがちょうど良いです。爪切りは入浴後がおすすめです。お風呂上がりは爪が水分を含んで柔らかくなっているので、割れたり欠けたりしにくく、きれいに切ることができます。月に1〜2回のペースで、丁寧にケアしていきましょう。
体重のかけ方に注意する
歩く時の姿勢や体重のかけ方も、巻き爪と関係しています。正しく歩けていないと、足の指に均等に力がかからず、爪が正常な形を保ちにくくなるのです。理想的な歩き方は、かかとから着地して、足の裏全体で体重を支え、最後に親指の付け根でしっかり地面を蹴り出す流れです。この動きによって、指先に適度な圧力がかかり、爪が丈夫に育ちます。逆に、足を引きずるように歩いたり、つま先だけで歩いたりすると、爪への刺激が不足してしまいます。また、長時間立ちっぱなしや座りっぱなしも良くありません。定期的に足を動かして、足指の運動を意識することで、血流も良くなり爪の健康維持につながります。
広島周辺で足の親指の巻き爪にお悩みの方はセラピストプラネットにご相談ください！
この記事では、足の親指の巻き爪の原因や改善方法、巻き爪の予防方法などについて詳しくご紹介しました。
足の親指の巻き爪は、靴による圧迫や誤った爪の切り方、歩き方のクセなど、日常生活のさまざまな要因が重なって起こります。遺伝的な体質が関係していることもありますが、多くの場合は生活習慣を見直すことで予防や改善が可能です。
セラピストプラネットでは、巻き爪施術をはじめとする専門資格を持った先生が各院に在籍しています。もし現在、広島周辺で足の親指の巻き爪にお悩みの方はセラピストプラネットにお気軽にご相談ください！
