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小爪の改善方法は?原因や予防方法を解説!

爪の端に小さな突起のようなものができていて、気になって触ってしまった経験はありませんか?この小さなトラブルは「小爪(こづめ)」と呼ばれます。

これは皮膚ではなく爪の一部が関わっているため、ささくれとは対処方法が異なります。

この記事では、小爪の原因や改善方法、予防方法などについて詳しくご紹介します。

目次

小爪とは?

爪の端にできる小さな突起のような「小爪」は、皮膚ではなく爪の一部が裂けてできたものです。放っておくと痛みや出血の原因にもなります。

ささくれとの違い

一般的なささくれが爪の根元など、爪の周りにできる乾燥した皮膚が裂け、剥がれてしまったものであるのに対し、小爪は爪の端が分離し、めくれ上がった状態で、皮膚ではなく爪そのものが関わっているのが大きな違いです。

触った感覚でも違いがあり、皮膚のささくれは柔らかく薄い質感ですが、小爪は爪の一部なので硬く、抜けにくく、そしてかなり痛かったり血が出たりする特徴があります。どちらも見た目は似ていますが、対処法は異なります。

小爪ができるメカニズム

小爪は、爪の先に何かが当たる衝撃等で、いちばん端の部分に縦に裂け目ができてしまい、生活の中での負荷でだんだんその裂け目が縦方向に広がっていくと爪本体と離れ、根元だけでつながった状態になることで生じます。

健康な爪であれば多少の衝撃には耐えられますが、爪が乾燥したときや爪先に衝撃が加わったときに発生しやすくなります。特に爪が曲がることで横部分が少しずつ裂け、結果として小爪ができるパターンが多く見られます。

爪の水分や栄養が不足していると、爪がもろくなり、ちょっとした刺激でも割れやすくなってしまいます。爪の保湿力が失われたことによるダメージが一因となり、ささいな動作でも小爪が発生しやすい状態になってしまうのです。

頻繁に小爪が起きる人の特徴

小爪が頻繁にできる方には、いくつかの共通した特徴があります。まず、パソコン作業や炊事などで爪を頻繁に使う方に見られやすく、指先を酷使する生活環境の影響が大きいとされています。

栄養面では、ビタミンB2、タンパク質、ミネラルは爪にとって必須の栄養素が不足すると爪が乾燥し、小爪がたくさん出てくる原因になるといわれています。特に偏った食生活や過度なダイエットをしている方は要注意です。

また、ストレスや不規則な生活も爪や皮膚の健康に大敵で、睡眠不足や慢性的なストレス状態が続くと爪の健康状態が悪化しがちです。さらに、日頃から爪の保湿ケアを怠っている方や、アルコール消毒や洗剤を頻繁に使用する環境にいる方も、小爪ができやすい傾向にあります。

小爪ができる原因は?

小爪ができてしまう背景には、さまざまな要因が関わっています。乾燥や栄養不足、生活習慣の乱れなど、日常生活の中に潜む原因を知ることで、効果的な対策を立てることができます。ここからは、小爪ができる原因についてご紹介します。

乾燥による影響

指先の乾燥は、小爪ができる大きな要因です。乾燥した皮膚は伸びにくく、パチンとはがれやすくなってしまうのと同様に、爪も水分を失うともろくなってしまいます。

冬場の空気の乾燥はもちろんですが、アルコール消毒や手洗い、マニキュアの除光液なども乾燥の原因となります。特に最近は手指消毒の機会が増えており、これが爪の水分を奪う大きな要因になっています。

また、乾燥によってバリア機能の弱った爪や爪周辺の皮膚にシャンプーや洗剤などの刺激が加わることも小爪を引き起こしやすくなる原因となります。普段の家事や身だしなみも、乾燥した爪には大きな負担となってしまうのです。

栄養不足の影響

爪の健康には、バランスの取れた栄養摂取が欠かせません。主にビタミンB2、タンパク質、ミネラルは爪にとって必須の栄養素で、これらが不足すると爪がもろく乾燥しやすくなってしまいます。

特に気をつけたいのが、無理なダイエットや偏った食生活です。若い女性に多い過度なダイエット、偏った食事などは、本来必要な栄養素を不足させて爪が脆くなる原因となります。

健康な爪を作るためには、卵、乳製品、納豆などを積極的に摂取し、爪の健康を守りましょう。毎日の食事で意識的にこれらの食品を取り入れることで、爪の強度を保ち、小爪の予防につながります。栄養は一朝一夕では効果が現れないため、継続的な意識が大切です。

生活習慣の影響

生活習慣も小爪の発生に大きく関わっています。ストレスや不規則な生活も爪や皮膚の健康に大敵です。強いストレスや栄養不足は爪の成長を妨げ、小爪の原因になります。

睡眠不足が続くと、体の修復機能が低下し、爪の再生にも悪影響を与えます。十分な睡眠を確保してリラックスする時間を持つと良いとされており、質の良い休息が爪の健康維持には欠かせません。

また、指先は日常生活のなかで頻繁に使う部位です。指先に外圧がかかることにより、爪の周りの皮膚が硬い爪にぶつかって衝撃を受けるため、パソコン作業や家事の際の指先への負担も無視できません。適度な休憩を取り入れながら、指先をいたわる意識を持つことが大切です。

小爪の改善方法は?

既にできてしまった小爪には、適切なケアで対処することが大切です。間違った処理をすると悪化する恐れもあるため、正しい手順を覚えておきましょう。保湿ケアや専用アイテムを活用して、安全に改善していく方法をご紹介します。

適切な保湿を行う

小爪の改善には、日々の保湿ケアが大切です。ささくれを防ぐためには、日頃の保湿ケアが大切で、小爪も同様に乾燥対策が効果的です。

手を洗った後やアルコール消毒をした後は、すぐにハンドクリームやネイルオイルを塗る習慣をつけましょう。夏場でもジェル系のベタつかないハンドクリームやネイルオイルを使うことがおすすめで、季節を問わず継続的な保湿が大切です。

さらに、就寝前の保湿ケアも効果的で、爪の根元や指先全体にオイルやクリームを塗って保湿することで、夜間の修復時間を活用できます。また、外出時は手袋を着用して冷たい空気から指先を守ることも、乾燥予防に役立ちます。

ケアアイテムをケアを行う

小爪ができてしまった際は、ケアアイテムを使うのもおすすめです。小爪を見つけたら、まずは指先をお湯につけてふやかします。お風呂のお湯(40度くらい)につけて、1分程度待つと小爪が柔らかくなるため、ケアがしやすくなります。

その後、甘皮のケアなどに使うニッパーや先の細いハサミ(眉用のものなど)でめくれた皮膚の根元ギリギリをカットしましょう。しっかり根本から切ると引っかかりも起きませんので、丁寧に処理することが大切です。

ケアの後は傷口の保護も忘れないようにしましょう。痛みが取れるまでは医療用テープなどで保護し、服に引っ掛けないよう注意しましょう。清潔で適切な道具を使うことで、安全にケアができます。

小爪の予防方法は?

小爪は一度できると繰り返しやすいトラブルです。そのため、予防が何より重要になります。食生活の見直しやハンドケア、環境づくりなどによって、小爪を予防していきましょう。

バランスの取れた食生活を送る

健康な爪を育てるためには、体の内側からのケアが欠かせません。ビタミンB2、タンパク質、ミネラルなどは爪に必須の栄養素です。爪の栄養状態が悪いと乾燥しがちになり、小爪が次々と出てきてしまいます。

食事では、卵、乳製品、納豆などを積極的に摂取することを心がけましょう。これらの食品には爪の材料となるタンパク質やビタミンB群が豊富に含まれています。

また、野菜や果物からビタミンCを摂取することで、コラーゲンの生成をサポートし、爪周りの皮膚の健康も保てます。保湿と同時に爪への栄養を考えると予防効果がアップするため、外側からのケアと内側からの栄養補給を組み合わせることで、より効果的な小爪予防が期待できます。

ハンドケアを行う

ハンドケアは小爪予防の基本中の基本です。手洗いやアルコール消毒の後は、必ずハンドクリームやネイルオイルで保湿する習慣をつけましょう。特に指先や爪周りは乾燥しやすい部分なので、丁寧にケアすることが大切です。

洗剤や水・お湯を使う際にはゴム手袋を着用するようにしましょう。家事の際に直接洗剤に触れることを避けるだけで、指先への刺激を大幅に減らすことができます。

また、爪切りの際は爪が乾燥している時を避け、入浴後など爪が柔らかくなっているタイミングで行うと、爪への負担を軽減できます。爪の形を整える時も、一方向に優しくヤスリをかけることで、爪の端が割れにくくなり小爪の予防につながります。

乾燥を防ぐ環境をつくる

生活環境を整えることも、小爪予防には重要なポイントです。冬の季節や、エアコンをつけているときなど、湿度の低いところで過ごしていると、皮膚の乾燥が進みやすく、小爪を起こしやすくなります。

室内の湿度管理には特に注意を払い、加湿器やお湯を焚いて、部屋の湿度が低くならないようにしましょう。理想的な湿度は50〜60%程度で、湿度計を置いて確認するのもおすすめです。

寒い季節は乾燥した冷たい外気に皮膚がさらされ、部屋の中にいるときよりも皮脂や汗の分泌が減り、小爪を起こしやすくなるため、手袋を着用して指先を保護することが大切です。

広島周辺で小爪にお悩みの方はセラピストプラネットにご相談ください!

この記事では、小爪の原因や改善方法、予防方法などについて詳しくご紹介しました。

セラピストプラネットでは、巻き爪施術をはじめとする専門資格を持った先生が各院に在籍しています。

もし現在、広島周辺で小爪にお悩みの方はセラピストプラネットにお気軽にご相談ください!

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サイト監修者

東京大学 医学部 卒業
美容内科医/美容皮膚科医/AGA外来医/整形外科医

お一人でも多くの方が実績になるよう、真心を込めた対応を心がけております。また、処方後のアフターケアにも細やかに対応いたします。是非お気軽にご相談ください。

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