足の裏が痛くて歩くのがつらかったり、同じ場所に何度も魚の目ができてしまったりして悩んでいませんか？魚の目は、足の裏や指にできる硬い角質の塊で、中心に芯があるのが特徴です。この芯が神経を圧迫するため、歩くたびに鋭い痛みを感じることがあります。放置すると芯がどんどん深く食い込んでいき、痛みもひどくなってしまうので注意が必要です。
この記事では、魚の目ができる原因や綺麗に取る方法などについて詳しくご紹介します。
魚の目の原因とは？
魚の目は突然できるものではなく、生活習慣が積み重なってできるものです。足に合わない靴を履き続けたり、歩き方にクセがあったりすると、足の特定の場所に繰り返し刺激が加わります。すると、皮膚がその刺激から足を守ろうとして角質を厚くし、それが硬い芯ができてしまうのです。
魚の目とたこの違いは「芯の有無」
魚の目とたこは、どちらも皮膚が硬くなる症状なので似ていますが、大きな違いがあります。
たこは医学用語で「胼胝（べんち）」と呼ばれ、皮膚の表面が硬く盛り上がった状態です。合わない靴を履き続けたり、同じ場所に繰り返し刺激が加わったりすることで、皮膚の角質層が厚くなって形成されます。
一方、魚の目も同じように刺激によって角質が厚くなりますが、決定的な違いは「芯」の有無です。魚の目は厚くなった角質が楔（くさび）のように皮膚の内側へ食い込んでいくのに対し、たこは外側に向かって盛り上がります。
この違いにより、魚の目は芯が神経を刺激するため歩くときに痛みを感じやすいのですが、たこは痛みを伴うことはほとんどありません。見た目は似ていても、形成される過程が異なるので痛みの有無で見分けることができます。
セルフケアでできる魚の目の取り方
魚の目は基本的には当院のようなフットケアの専門院で除去の施術を受けるのがおすすめです。早く、綺麗に取り切ることができます。しかし、「行く時間がない」などの理由で専門的な施術を受けられない方もいらっしゃるかもしれません。そこで、自宅でできる魚の目のセルフケア方法をご紹介します。市販のスピール膏やサリチル酸配合の薬剤を使えば、痛みを和らげながら魚の目をケアすることができます。ただし、正しい使い方を知らないと、かえって症状を悪化させてしまうこともあります。無理せずに行ってくださいね。
スピール膏やサリチル酸の効果と使い方
魚の目のケアに使われるスピール膏には、サリチル酸という成分が配合されています。サリチル酸は角質をやわらかくする作用があり、硬くなった角質を徐々に溶かしながら浸透していきます。
使い方のポイントは、患部を清潔にしてから魚の目の芯の部分だけに薬剤を貼り、2〜3日ほど貼り続けることです。お風呂上がりなど、患部が清潔で水分を含んで軟らかくなっている時に使うと効果的です。
患部が十分にやわらかくなったら、消毒したピンセットなどで痛みを感じない範囲で芯を取り除きます。正常な皮膚に薬剤がつかないよう、患部に限定して使用することがポイントです。
自宅でできる患部ケアと注意点
魚の目のケアで大切なのは、痛みや赤みが強い場合の対処です。痛みが強く赤みもある場合は、皮膚の奥で炎症を起こしている可能性があり、そのまま薬剤を貼り続けると感染を悪化させてしまうおそれがあります。
自分でカミソリやカッターを使って削るのは避けましょう。削ることで細菌が入りやすくなり、足やリンパ節の炎症を起こすことがあります。
市販薬を使う場合は、サリチル酸配合の薬剤が患部のみに接触するようにしてください。正常な皮膚に付着すると、その部分も白く軟化して痛みが出る可能性があります。もし正常な皮膚に薬剤が付着した場合は、すぐに拭き取りましょう。1ヶ月以上使用しても改善が見られない場合は、使用をやめて専門的な検査を受けてくださいね。
魚の目を再発させないためのコツ
魚の目を再発させないために、足に合った靴選びをすることが大切です。靴による「摩擦」が魚の目の原因になることが多いため、足がきちんとフィットする靴を選びましょう。
靴を購入するときは、必ず両足に履いて歩き、指先が靴の中で自由に動かせるか、かかとがしっかり覆われているかなどを確認するようにしましょう。ハイヒールや先の細いパンプス、底の薄い靴は避け、衝撃を和らげるインソール（中敷き）を入れるのも効果的です。
当院では、一人ひとりの足の形に合わせたオーダーメイドのインソールの製作を行っています。お気軽にご相談くださいね。
また、歩き方を見直すことも大切です。かかとから着地して指先に抜けるように歩き、偏った歩き方をしていないか確認しましょう。さらに、足裏をマッサージして血流を良くしたり、保湿クリームで乾燥を防ぐなどの足のケアを行うことで再発を予防できます。
魚の目を綺麗に取る方法
魚の目を自分で取る方法をご紹介しましたが、”綺麗に”取るならぜひ当院にお任せください！先ほどご紹介したように、自分で除去しようとするとどうしてもリスクがあります。当院なら、プロによる丁寧な施術で、綺麗に早く取り切ることが可能です。施術といっても痛みをほとんど感じることなく、見た目も綺麗な状態で取り除くことができます。ここでは、当院の施術方法についてご紹介します。
当院の施術方法
魚の目を根本から解決するには、痛みの原因となっている芯をしっかり取り除くケアが必要です。
皮膚科での魚の目除去は、液体窒素による冷凍凝固という方法がよく用いられますが、これは本来ウイルス性のイボをケアするための方法です。液体窒素で患部を凍結させると強い痛みを伴うことが多く、痛みが強すぎてケアを途中で断念してしまう方も多くいらっしゃいます。
また、液体窒素による方法では、芯が深い魚の目を完全に取り除けないケースもあるようです。
当院の魚の目ケアでは、特殊な方法で皮膚をやわらかくしてから、芯が取りやすい状態にして徐々に削っていきます。なめらかに仕上がるため、見た目にもきれいな改善が期待できます。
徐々に削っていくため痛みがほとんどない
魚の目のケアで気になるのが「痛み」ではないでしょうか？特に液体窒素を使った方法は、マイナス196度の液体で患部を凍結させるため、凍傷のような状態になり、強い痛みが伴います。
しかし当院では、そのような痛みを感じることなく魚の目をケアすることができます。方法としては、まず特殊な方法で皮膚をやわらかくし、芯が取りやすい状態を作ります。その後、少しずつ丁寧に削っていくため、痛みはほとんどありません。
一度に取り除くのではなく、皮膚の状態を見ながら段階的にケアを進めていくことで、患部への負担を最小限に抑えられます。
整体による施術で根本の原因を取り除く
魚の目は、同じ場所に繰り返し刺激が加わることで、皮膚の防御反応が過剰に進んだ状態といえます。つまり、繰り返される刺激の要因となっている歩き方や姿勢の崩れこそが、魚の目の根本の原因なのです。
そのため、いくら表面的に魚の目を取り除いても、歩き方や姿勢が改善されなければ、また同じ場所に魚の目ができてしまいます。せっかく痛みから解放されても、すぐに再発してしまっては意味がありませんよね。
当院では、整体院を併設しているため、姿勢の歪みに対するアプローチも可能です。足だけでなく、体全体のバランスを整えることで、魚の目ができにくい体づくりをサポートいたします。
二度と痛い魚の目に悩まされないために、ぜひ一度ご相談ください。根本からの改善を一緒に目指していきましょう！
広島周辺で魚の目にお悩みの方はセラピストプラネットにご相談ください！
この記事では、魚の目ができる原因や綺麗に取る方法などについて詳しくご紹介しました。
セラピストプラネットでは、巻き爪施術をはじめとする専門資格を持った先生が各院に在籍しています。もし現在、広島周辺で魚の目にお悩みの方はセラピストプラネットにお気軽にご相談ください！
