足の爪は爪切りで切らない方がいいということをご存知でしょうか?できればヤスリで削って短く整えるのが良いとされています。もしもヤスリがない場合は、真っ直ぐの刃の爪切りを使って、スクエアオフカットをするようにしましょう。また、足の爪は正しいやり方で切らないと、巻き爪や陥入爪などの爪のトラブルを発症するリスクが高まります。爪の健康を守るためにも、正しい爪の切り方を身につけましょう。この記事では、足の爪を爪切りで切らない方がいい理由や、正しく切らないことのリスク、足の爪の正しい切り方について詳しくご紹介します。
足の爪は爪切りで切らない方がいい?
足の爪を切る時、手と同じようにパチンと爪切りで切っていませんか?実はそれ、足の爪にはあまり向いていない方法なんです。足の爪は厚くて硬いため、爪切りの衝撃でヒビが入ったり、割れたりすることがあります。また、切りすぎると巻き爪や炎症の原因になることも。できるだけ爪にやさしいケアをするなら、時間はかかってもヤスリで少しずつ整えるのがおすすめです。まずは、足の爪を爪切りで切らない方がいい理由について解説します。
ヤスリで削るのがベスト
足の爪のお手入れには、爪切りよりもヤスリを使うのが理想的です。時間は少しかかりますが、ヤスリで丁寧に削ることで、爪への負担を減らすことができます。しかし、強くこすったり大きく動かすと、逆に爪を傷める原因になるので注意してください。ゆっくりと少しずつ整えていくのがコツです。形は「スクエアオフ」と呼ばれる、角を軽く丸くした四角い形が良いです。爪の長さは、指先からほんの少しだけ見えるくらいがベストで、切りすぎてしまうと指先に力が入りづらくなったり、爪の変形につながることもあるので気をつけてくださいね。
真っ直ぐの刃の爪切りを使う
もし爪切りを使うなら、刃がまっすぐなタイプを選びましょう。足の爪は手の爪と違って、丸く切ってしまうと巻き爪などのトラブルにつながりやすいといわれています。真っ直ぐな刃なら、爪の端を残しながら平らに整えられるので、爪の食い込みを防ぎやすくなります。ただし、一気に深く切らないよう注意が必要です。深爪になると、皮膚を傷つけたり、爪が変な方向に伸びたりすることがあります。切ったあとに、角を少しだけヤスリで丸くするのがおすすめです。
足の爪を正しく切らないとどうなる?
自己流で足の爪を切ってしまっていませんか?爪の切り方を間違えると、巻き爪や陥入爪、炎症などの大きなトラブルにつながってしまうことがあります。特に、深爪や爪の角を深く切るクセがある方は注意が必要です。痛みや腫れが出て、歩くのがつらくなることもあります。ここからは、足の爪を正しく切らないことのリスクについて解説します。
巻き爪や陥入爪の原因に
足の爪を間違った切り方で整えてしまうと、巻き爪や陥入爪(かんにゅうそう)といったトラブルのもとになります。爪を短く切りすぎると、皮膚に食い込むように爪が伸びていき、強い痛みや炎症を引き起こすことがあります。一度痛みが出ると、また伸びてくる時期にも同じように痛みや違和感を繰り返すことがあり、なかなか改善されません。こうしたトラブルを予防するには、爪を丸く切りすぎず、平らなラインを意識するスクエアカットを心がけましょう。
爪囲炎を発症することも
足の爪の切り方を誤ると、爪の周りの皮膚が炎症を起こす爪囲炎(そういえん)というトラブルにつながることがあります。爪を深く切りすぎたり、角をえぐるようにカットしてしまうと、爪が皮膚に食い込みやすくなり、そこから細菌が入って腫れたり、膿がたまったりしてしまうのです。見た目にも赤く腫れ、触れるだけで痛みを感じることもあり、歩くのがつらくなるケースもあります。一度悪化してしまうと、完治までに時間がかかることもあるため、そもそも炎症を起こさないように、ケアと予防が大切です。
足の爪の正しい切り方のポイントは?
足の爪は、ただ短くすればいいというものではありません。正しい形と長さで整えることが、巻き爪や痛みを防ぐためには大切です。親指の爪は、歩くときの衝撃を受けやすく、特にトラブルの起こりやすい部位です。ここからは、白い部分の残し方や角の丸め方、やすりの使い方など、足の爪を正しく切るためのポイントをご紹介していきます。
①白い部分を1〜2mm残して切る
足の爪を切るときは、爪先の白い部分をすべてなくすのではなく、1〜2mmほど残すのが理想です。短くしすぎると、爪が皮膚に食い込みやすくなったり、爪の生え方が乱れやすくなったりしてしまいます。親指の爪は他の指の爪よりも巻きやすい性質があるので、深爪は巻き爪の原因になることも。見た目を整えたいからといって短く切りすぎないよう、意識してみてくださいね。ほんの少し残すだけで、爪や足元の健康を守ることができます。
②両端の角を少し丸くする
爪の両端の角は、少しだけ丸く整えるのがポイントです。角をそのままにしておくと、靴下や靴に引っかかったり、皮膚に当たって痛みを感じたりすることがあります。しかし、深くえぐるように切るのはNGです。角を取りすぎると爪が皮膚に食い込んでしまい、巻き爪や陥入爪の原因になることがあります。少しだけ角を丸めることで、トラブルの予防にもつながります。爪を切る際は、自然な丸みになるように整えてみましょう。
③爪やすりで中央と角を滑らかにする
爪を切ったあとは、爪やすりで表面を整えるのも大切なケアのひとつです。足の爪は割れやすかったり、角が鋭くなっていたりすると、皮膚を傷つけたり靴下がひっかかったりする原因になります。やすりを使うときは、強くゴシゴシこするのではなく、一定方向に優しく動かすのがポイントです。中央と角の部分は、自然な形になるよう丁寧に仕上げましょう。
ポイント:深爪やオーバルカットにしない
足の爪は短くて丸い形が理想に思われがちですが、この切り方が巻き爪の原因になることがあります。深爪や、手の爪のような丸いオーバルカットは、爪が皮膚に食い込みやすく、炎症や痛みを引き起こすリスクが高まります。特に足の親指は負担がかかりやすいため、「角の丸い四角形=スクエアオフ」の形がベストです。爪をしっかりと安定させることで、歩くときの踏み込みもスムーズになり、トラブルの予防にもつながります。
当院では足の爪切りの施術を行なっています!
ご自身で足の爪を正しく整えるのが難しい……そんな方は、ぜひ当院にご相談ください。専門スタッフが、足の状態に合わせて丁寧に爪をケアいたします。爪の形を整えるだけでなく、巻き爪や痛みの予防につながる切り方や、日常でのアドバイスも行っております。足元の健康は、日々のケアが非常に大きく影響しています。ご高齢の方や、爪切りが苦手という方も、安心してご利用いただけます。ぜひ、安心して足元のお手入れをお任せくださいね。
広島周辺で足の爪でお悩みの方はセラピストプラネットにご相談ください!
この記事では、足の爪を切る時のポイントなどについて詳しくご紹介しました。足の爪を自己流で切っていると、巻き爪などのトラブルを起こす可能性があります。ここでご紹介した正しい爪の切り方で、爪の健康を守っていきましょう。爪を切るのが苦手な方は、ぜひ当院にお問い合わせください。お一人一人の状態に合わせて、痛みのない、適切なケアをさせていただきます。
セラピストプラネットでは、巻き爪施術をはじめとする専門資格を持った先生が各院に在籍しています。
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