足の爪が割れると、靴下に引っかかって痛みを感じたり、見た目が気になったりして、困ってしまいますよね。足の爪はしっかりチェックすることが少ない部位かもしれませんが、生活の中でさまざまなダメージを受けています。
放置してしまうと悪化することがあるため、そのままにするのは避けましょう。
この記事では、足の爪が割れる原因や割れた時のケア方法、割れにくくするための予防方法などについて詳しくご紹介します。
足の爪が割れる原因
足の爪が割れてしまうと、痛みを感じたり、靴下に引っかかったりして日常生活に支障が出ることがありますよね。まずは、足の爪が割れてしまう主な原因についてご紹介します。
外的な衝撃
まず、外からの衝撃が原因として考えられます。歩いている時に爪先が靴の内側にぶつかったり、つまずいて指先をぶつけてしまったり、重いものを足の上に落としてしまったりすることで、爪に負担がかかります。
スポーツをする方は、ランニングやサッカーなどで繰り返し爪に圧力がかかることで、少しずつダメージが蓄積していくこともあります。一度の大きな衝撃だけでなく、小さな衝撃の積み重ねも爪が割れる原因になるので注意してくださいね。
乾燥や栄養不足
肌が乾燥するように、爪も乾燥します。特に冬場や冷房の効いた室内では、爪の水分が失われやすくなり、もろくなってしまいがちです。また、食生活のバランスが偏っていると、爪を健康に保つために必要な栄養素が不足することがあります。爪はタンパク質でできているため、タンパク質が足りないと爪が薄くなったり、割れやすくなったりします。
靴が合っていない
サイズが合っていない靴を履き続けると、足の爪に継続的な圧迫や摩擦がかかってしまいます。特に小さめの靴や先の細い靴は、爪に負担をかけやすいので注意しましょう。
逆に大きすぎる靴も、歩くたびに足が靴の中で動いてしまい、爪が靴の内側に当たってダメージを受けることがあります。また、ヒールの高い靴を長時間履いていると、体重が爪先に集中してしまい、爪への負担が増えてしまいます。現在履いている靴が合っていないと感じる場合は、靴を替えることを検討してみてください。
足の爪が割れた時のケア方法
足の爪が割れてしまったら、そのまま放置せずにケアをしましょう。痛みを和らげたり、悪化を防いだりできます。また、清潔な状態も保てるので感染のリスクも減らせます。ここでは、自宅でできる基本的なケア方法をご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね!
絆創膏や医療用テープを使ったケア方法
爪が割れてしまった時は、まずはすぐに患部を清潔にしましょう。
水で患部を洗い流し、汚れが付着していないかチェックしてから、清潔なタオルで水気を拭き取ります。その後、割れた部分を絆創膏や医療用テープで保護すると、靴下や靴に引っかかるのを防ぐことができます。
テープを貼る時は、割れた爪がこれ以上裂けないよう、割れ目をしっかりと覆うように貼るのがポイントです。あまりきつく巻きすぎると血行が悪くなってしまうので、程よい強さで固定しましょう。数日ごとにテープを交換して、常に清潔な状態を保つことも忘れないようにしてくださいね。
爪切りやヤスリを使ったケア方法
割れた爪の端がギザギザしていると、靴下に引っかかったり、さらに裂けてしまったりする恐れがあります。そんな時は、清潔な爪切りやヤスリを使って、丁寧に整えましょう。爪切りを使う場合は、無理に一気に切ろうとせず、少しずつ慎重に切り進めてください。
ヤスリを使う場合は、一定方向にやさしく削るようにすると、爪への負担を減らすことができます。削った後は、角が残っていないか指先で触って確認してみてください。滑らかに仕上げることで、日常生活での引っかかりを防げます。
爪割れの際に注意すべき衛生管理
爪が割れると、そこから細菌が入り込みやすくなるため、衛生管理には特に気を配る必要があります。患部を触る前には必ず手を洗い、清潔な状態で行ってください。もし出血している場合や、痛みが強い場合は、無理に自己ケアせず、ぜひ当院にご相談くださいね。
また、入浴後は爪がふやけて柔らかくなっているため、そのタイミングでケアすると爪への負担が少なくて済みます。ただし、湿った状態のまま放置すると雑菌が繁殖しやすくなるので、ケア後はしっかりと乾かすことも大切です。
足の爪を割れにくくする予防方法
足の爪が割れるのを防ぐには、日頃からのケアと生活習慣の見直しが効果的です。一度割れてしまうと改善までに時間がかかりますし、繰り返し割れてしまうこともあります。そうなる前に、爪を健康に保つための予防策を取り入れてみましょう。
適切な栄養バランスの取れた食事を摂る
丈夫な爪を育てるためには、栄養バランスに気をつけてみましょう。爪の主成分はタンパク質なので、肉や魚、卵などのタンパク質を含む食材を意識して食事に取り入れてみてください。また、鉄分が不足すると爪が薄くもろくなることがあるので、鉄分を含んだ食材(レバーや赤身肉、まぐろなど)も取り入れてみてください。
バランスの良い食事を心がけることで、自然と爪に必要な栄養が届くようになります。サプリメントも良いですが、まずは毎日の食事を見直してみることから始めてみましょう。
保湿ケアと乾燥対策を行う
爪も肌と同じように、乾燥すると割れやすくなってしまいます。そのため、保湿ケアや乾燥対策はとても大切です。手にハンドクリームを塗るように、足にもしっかりと保湿ケアをしてあげましょう。入浴後の爪が柔らかくなっているタイミングで、保湿クリームやオイルを爪とその周りに優しく塗り込むのがおすすめです。
特に冬場や乾燥しやすい季節は、こまめな保湿も心がけてください。また、室内の湿度を適度に保つことも大切です。加湿器を使ったり、洗濯物を室内に干したりすることで、空気の乾燥を防ぐことができますよ。
正しい靴選びと歩行姿勢の見直し
足に合った靴を選ぶことは、爪を守るための基本中の基本です。靴を選ぶ時は、実際に履いて歩いてみて違和感がないか確認しましょう。また、歩く時の姿勢も爪の健康に影響します。
猫背になっていたり、足を引きずるように歩いていたりすると、爪に余計な負担がかかってしまいます。背筋を伸ばして、かかとから着地し、つま先で地面を蹴るように歩くことを意識してみてください。
広島周辺で足の爪が割れてお悩みの方はセラピストプラネットにご相談ください!
この記事では、足の爪が割れる原因や割れた時のケア方法、割れにくくするための予防方法などについて詳しくご紹介しました。
足の爪が割れてしまうのは、日常生活の中での衝撃や乾燥、栄養不足、合わない靴など、さまざまな原因が考えられます。もし爪が割れてしまったときは、清潔に保ちながら絆創膏やテープで保護したり、爪切りやヤスリで丁寧に整えたりすることで、悪化を防ぐことができます。
セラピストプラネットでは、巻き爪施術をはじめとする専門資格を持った先生が各院に在籍しています。もし現在、広島周辺で足の爪が割れてお悩みの方はセラピストプラネットにお気軽にご相談ください!
