子供の足の爪が、皮膚に食い込むように巻いていませんか？子供の爪はまだ成長過程なので変形しやすい特徴があり、巻き爪になってしまうことがあります。
この記事では、子供の足の爪が食い込む原因や放置するリスク、予防方法などについて詳しくご紹介します。
子供の足の爪が食い込む原因は？
子供の足の爪が皮膚に食い込んでいる場合に考えられる原因として多いのが巻き爪です。巻き爪とは、爪の両端が内側に曲がっていき、皮膚に刺さるようにして食い込んでしまう状態を言います。
成長途中の子供の爪は大人よりも柔らかくて、小さな刺激でも変形しやすい特徴があります。爪の切り方や靴のサイズ、歩き方の癖などが合っていないと、爪の形が崩れたり巻いてしまったりすることがあるのです。
まずは、巻き爪の原因としてよく挙げられる「爪の切り方」「爪をむしる癖」「靴の履き方」などについて、詳しくご紹介します。
爪の切り方が影響している
子供の巻き爪の原因で多いのが深爪です。子供の爪を切る時に爪を短く切りすぎてしまうことによって、深爪になり、これが後に巻き爪へと変化していきます。
正しい切り方は、爪の端を丸く切りすぎず、指先と同じか、1〜2mmほど出るくらいの長さは残しておくことです。両端を残すことで、爪が皮膚へ食い込まず、まっすぐ伸びやすくなります。
また、子供の爪は大人よりも伸びるスピードが早いため、頻繁にチェックして短すぎない程度に整えることが大切です。
爪をむしっている
子供の爪は柔らかいため、指でむしったり、歯で噛んでしまったりする子が多くいます。ストレスやクセが原因で、無意識に繰り返してしまう子も少なくありません。
このような行為は、爪母という爪の根本にある部分を傷つけてしまうおそれがあります。爪母は新しい爪をつくるために重要な場所なので、ここが傷つくと、爪が変形して生えてきたり、厚くなったり、巻いてしまったりすることもあります。
このような状態になった時の症状として、見た目が気になるだけでなく、痛みを引き起こすこともあるため、爪をむしるクセはできるだけ早く改善できるようにしてあげることが大切です。
正しい靴の履き方をしていない
靴のサイズや履き方も、巻き爪の原因になるポイントです。成長するだろうと実際の足のサイズよりも大きい靴を履いていると、足が靴の中で動きすぎてしまい、足先に力が入りにくくなります。その結果、地面を蹴る力が弱まり、爪の形に必要な刺激が伝わらず、巻き爪になりやすくなります。
逆にサイズが小さい靴では、つま先が圧迫されて爪が内側に巻き込まれてしまうこともあります。つま先に0.5〜1cmほどの余裕があり、足の甲をしっかり固定できる靴を選ぶのが理想です。
また、靴の履き方も気をつけましょう。靴紐やマジックテープはきちんと締めて、踵をトントンと合わせてから履くと正しく履けます。
床反力がない
爪はもともと少し巻いて伸びる性質を持っています。そのため、巻き爪になるかどうかは、外からの力、特に床反力と呼ばれる地面からの反発力が関わっています。
この床反力は、歩く時に指先でしっかり地面を蹴ることで成長していく力です。しかし、まだ歩けない赤ちゃんや、歩きはじめたばかりの子供は、この力を十分に使うことができません。そのため、一時的に爪が巻いてしまうこともあるのです。
ただし、成長とともに歩き方が安定し、指先を使ってしっかり蹴ることができるようになると、巻いていた爪が自然と開いてくることがあります。痛みや腫れがなければ、過度に心配する必要がありません。小学校に入る頃には、歩行も安定し、指先の使い方も上手になってくるでしょう。
子供の足の爪の食い込みを放置するとどうなる？
子供の足の爪が皮膚に食い込んでいるのをそのまま放置してしまうと、トラブルの原因になることがあります。まず、爪が皮膚を刺激することで、痛みが出てきます。最初は歩く時に少し違和感がある程度でも、次第に痛みが強くなり、歩くことすら億劫になる場合があるでしょう。
さらに、放置すると炎症や化膿に発展することもあります。爪が皮膚に食い込むと、傷ができやすくなり、そこから細菌が入って赤く腫れたり、膿んだりすることも。これが進行すると、陥入爪（かんにゅうそう）と呼ばれる状態になり、強い痛みや腫れも伴います。
セルフケアを行って一時的に改善したようにみえても、根本的な対処をしなければ再発しやすい症状です。症状が改善しなかったり、症状があってもしばらく放置してしまったりといった場合は、ぜひ当院にご相談ください。当院では爪のあらゆる症状に幅広く対応しております。また、当院で施術を受けていただいたお客様には、「すぐに改善してもらえた」といった嬉しい感想をいただいております。早期に改善できるのが当院の強みです。ぜひお気軽にお問い合わせくださいね。
子供の足の爪の食い込みを予防する方法は？
子供の足の爪が皮膚に食い込むのを防ぐ方法として、インソールの活用や爪の切り方、靴のサイズ調整などがおすすめです。ここからは、予防方法についてご紹介します。
インソールを活用する
足に合ったインソールを使うことで、指先にかかる負担を和らげ、爪の食い込みを防ぐ効果が期待できます。インソールは、土踏まずのアーチを支えたり、足の指が正しく使えるようにサポートします。
特に成長期の子供は、骨格や歩き方が変化しやすい時期です。そのため、一人ひとりの足に合ったインソールを使うことで、バランスの良い歩行をサポートし、巻き爪の予防にもつながります。
当院では、お客様一人ひとりの足に合わせたインソールの製作を行っております。これにより、健康な足・爪の成長をサポートさせていただきます。子供用・大人用どちらも製作できますので、ぜひご家族でもお越しくださいね。
爪を短く切りすぎないようにする
巻き爪を防ぐには、爪を深く切りすぎないことも大切です。短くしすぎると、両端の爪が皮膚に食い込みやすくなり、炎症や痛みの原因になってしまうことがあります。
逆に、爪を伸ばしすぎても先端が丸まってしまい、やはり巻き爪につながる可能性があります。先ほどもご紹介したように、指先と同じくらいか、1〜2mmほど出ている程度の長さで、形は四角く整えて、角を丸くしすぎないようにしましょう。
子供の場合は、体の成長に伴って爪の形や足の使い方も変わっていくため、定期的にチェックしながら、正しい爪の長さを保つことが大切です。
靴のサイズを調整する
靴のサイズが合っていないと、足の爪に大きな負担がかかりやすく、巻き爪や爪の食い込みを引き起こす原因になります。小さすぎる靴では指先が圧迫され、爪が内側に押し込まれてしまい、大きすぎる靴では足が靴の中で動きすぎてしまい、正しい歩行ができなくなります。
靴を新しく購入する際は、必ず試し履きを行いましょう。実際に履いて少し歩いてみて、足が靴の中でブレないか、指先に圧迫感がないかをチェックしてあげましょう。
広島周辺で子供の足の爪の食い込みでお悩みの方はセラピストプラネットにご相談ください！
この記事では、子供の足の爪が食い込む原因や放置するリスク、予防方法などについて詳しくご紹介しました。子供の足の爪が食い込む原因はさまざまですが、正しく成長していくように定期的にチェックしながら見守っていきましょう。
セラピストプラネットでは、巻き爪施術をはじめとする専門資格を持った先生が各院に在籍しています。
もし現在、広島周辺で子供の足の爪の食い込みでお悩みの方はセラピストプラネットにお気軽にご相談ください！
