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爪下血腫の原因は?症状や改善方法を解説!

爪下血腫は、重いものを落としたり、ドアに挟んだりといった明らかな外傷だけでなく、合わない靴を履き続けることや、スポーツ中の繰り返しの刺激によっても起こります。

しかし、きちんと対策を行えば、爪下血腫は改善・予防することができます。

この記事では、爪下血腫の基本的な症状から主な原因、適切な対処法、予防方法まで詳しくご紹介します。

目次

爪下血腫とはどのような症状か

爪が黒っぽく変色したことはありませんか?それは、爪下血腫が疑われます。爪下血腫は、爪の下で出血が起こることで爪が変色する状態です。重いものを落としたり、ドアに挟んだりした覚えがなくても、知らない間に発症していることもあります。痛みの程度や見た目の変化は人それぞれで、軽度なものから専門的な施術が必要なものまでさまざまです。まずは爪下血腫がどのような症状なのか、詳しくご紹介します。

爪下血腫の特徴

爪下血腫(そうかけっしゅ)とは、爪の上から、物を落としたり、指を強く打ちつけたりすると、爪のなかの皮膚が裂け、爪の内部で出血することがあります。この出血が爪越しに透けて、爪の色が赤や、紫などに見える状態を爪下血腫と呼びます。

爪の下に血液がたまることがよくあり、血液は、爪の一部分または全体の下に暗紫色の斑点として現れ、非常に激しいズキズキする痛みを引き起こします。

はじめのうちは、出血は赤色に見えますが、時間の経過とともに紫色や茶色、黒色に変わることもあります。

発症するメカニズム

爪の上や横から強い外部刺激が加わると、爪の下の皮膚に裂傷がおこり、爪の内部で出血します。その出血が、爪越しに透けて見えているのが見た目の状態です。

『爪』という固い組織の下に血がたまり、爪の下や周囲の組織を圧迫するため、痛みと炎症を生じます。

指は爪でカバーされているため、出血が外に排出されずに、爪と傷、骨の間に圧力がかかり、ひどい痛みがおこります。

爪下血腫の主な原因

日常生活の中で、思いがけず爪下血腫になってしまうことがあります。爪下血腫の原因はさまざまです。スポーツをされる方は特に注意が必要で、気付かないうちに爪に負担をかけてしまっていることもあります。ここでは、爪下血腫を引き起こす主な原因について詳しくご紹介します。

物理的な衝撃によるもの

「指をドアに挟む」「指をトンカチで叩く」「固く、重いものを足の上に落とす」といったことがきっかけになります。

重たいものを指に落としたり、運動などで爪先を強く打ったりすることが爪下血腫を発症します。

スポーツや運動中の圧迫

ボールを蹴る際の衝撃や、他の選手との接触、転倒などによって爪に強い圧力がかかることも原因となります。

つま先に強い衝撃や繰り返し衝撃が加わったときなどにできる、爪の内部の出血のことです。

窮屈な靴の影響

狭い靴を履いた状態で長時間運動することや、靴が爪に直接圧力を加えることも原因となります。

合わない靴を履いていたりすることが、この爪下血腫の主な原因であるといわれています。

これは靴やスパイクがしっかりフィットしていないことが原因になっていることも少なくありません。キツすぎて、常に足の爪にスパイクが当たっているパターンと、緩すぎて、靴の中で足が動いて、ガツガツ爪がスパイクの中でぶつかるパターンがあります。

爪下血腫への応急ケアと対処法

爪下血腫になってしまった時、不安になるかもしれません。痛みがある場合とない場合では対処法が異なります。しかし、適切な対処をすれば、痛みを和らげたり、回復を早めたりすることが可能です。ただし、無理をして悪化させてしまっては大変です。ここからは、爪下血腫になったときの基本的な対処法について詳しくご説明します。

痛みがなければそのまま様子を見る

基本的には、痛みがなければ、そのままにしておいても問題ありません。色が変化した部分は、爪の成長とともに上へ押し上げられて、最終的にはなくなります。

爪下血腫は、痛みがない、もしくは我慢できる程度の痛みで徐々に引いてきている状態であれば、ひどく悪化することはない症状です。

痛みがあれば血を抜く

痛みが強く、血が溜まっている場合は、爪の血が溜まっている部分に穴を開けて、血を抜く施術がおこなわれることもあります。

爪甲(爪の硬い部分)に小さな穴をあけて血液を排出することによって痛みを緩和します。通常、針または加熱したワイヤー(電気焼灼器)を用いて穴をあけます。この方法は痛みが比較的少なく、数秒しかかかりません。

焼灼装置、針などを用いてドレナージをおこない、血を排出します。必要に応じて、局所麻酔を使用することもあります。

自分で行う時の注意点

爪が内出血を起こしている時は、細菌感染や悪化を防ぐために爪と周りの皮膚を消毒しましょう。

ただし、このような自己ケアはあまりおすすめできません。できれば、当院のような専門院などで専門的な施術を受けていただき、安全にケアしていきましょう。

通常ピンク色である根元部分が黒色に変色していたり、内出血を起こしたりしている場合は、爪母を負傷している可能性が高いので、病院でケアを受けましょう。診療は皮膚科で行います。

爪下血腫の予防法と再発防止

爪下血腫は、予防することで発症や再発を防ぐことができます。大切なのは、足に合った靴選びと正しい履き方、適切な爪のケアです。スポーツをされる方や立ち仕事の方は特に注意が必要ですが、基本的な予防法を知っておけば、リスクを大幅に減らすことができます。ここでは、爪下血腫を予防するための具体的な方法と、再発を防ぐためのポイントについて詳しくご紹介します。

適切な靴を選ぶ

適切な靴とは、つま先や爪が靴の内側に当たる場所がないように余裕があり、しかし、足の甲やかかとはしっかりと接してフィットして、靴の中で足がぐらつかないということが最低条件です。

必ずラン専用シューズをセレクトして、動きやすい靴を選びましょう。

スポーツをする上で、走ることは、とても大切な基本動作です。シューズは、ランナーのみならず、アスリート全般にとって非常に重要なスポーツギアですので、シューズ選びからこだわりましょう。靴選びから、スポーツパフォーマンスアップを目指していきましょう。

靴紐をきちんと縛る

靴紐はしっかりタイトに結びます。

試合本番の時だけ靴紐をしっかりと通すという方もいますが、練習の時とシューズ内で足の位置がズレるので、シューズ内での爪当たりが変わり爪下血腫などの怪我につながり大変リスクがあります。

爪を適切な長さに整える

爪の手入れに問題があるケースはかなりあります。特にありがちなのは深爪です。深爪は巻き爪や陥入爪などの、爪が皮膚にめり込んで、化膿したり、出血したりしてしまう症状です。長すぎる爪も当然問題で、爪が割れて出血するなんてことはよくあります。

爪が長すぎると、靴との摩擦が増加し、剥がれや破損のリスクが高まります。爪の適切な長さを保つことが大切です。

広島周辺で爪下血腫でお悩みの方はセラピストプラネットにご相談ください!

この記事では、爪下血腫の基本的な症状から主な原因、適切な対処法、予防方法まで詳しくご紹介しました。

爪下血腫は、そのままにしておいても改善できることが多いですが、発症しないように予防することが大切です。適切な靴を選んだり、靴紐をきちんと縛ったり、さらには爪の長さを整えたりして対策していきましょう。

セラピストプラネットでは、巻き爪施術をはじめとする専門資格を持った先生が各院に在籍しています。

もし現在、広島周辺で爪下血腫でお悩みの方はセラピストプラネットにお気軽にご相談ください!

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