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陥入爪を予防する爪切りの選び方とカット方法|間違いやすいNG例も徹底解説!

陥入爪は、間違った爪の切り方や靴による圧迫で、爪の端が皮膚に食い込み、痛みや炎症を起こす足のトラブルです。特に、深爪や角を丸く整える切り方はリスクを高めます。この記事では、陥入爪を防ぐために知っておきたい正しいカット方法や、使いやすい爪切りの選び方、セルフケア時の注意点を具体的に紹介します。

目次

陥入爪の予防に適した爪切りの選び方と特徴

陥入爪の予防には、爪の切り方と同様に「どの爪切りを使うか」も重要なポイントです。爪に過度な負担をかけず、自然な形状に整えられる道具を選ぶことで、トラブルのリスクを軽減できます。ここでは、陥入爪の予防に適した爪切りのタイプと、選ぶ際に押さえておきたいポイントを解説します。

爪の端をまっすぐ切れる「直線刃タイプ」

陥入爪の予防には、爪の端をまっすぐに整える「スクエアカット」が欠かせません。この形をきれいに仕上げたいときに便利なのが、刃先が直線になった「直線刃タイプ」の爪切りです。湾曲した刃に比べて切りすぎを防ぎやすく、爪の端をまっすぐ整えやすいのが特徴。足の親指の爪は巻き込みやすいため、形を崩さずカットできる直線刃を使うとトラブルの予防につながります。

細かい処理がしやすい「刃先が薄く細いニッパー型」

厚くて切りにくい足の爪や巻き込みがちな爪の端には、ニッパー型の爪切りが便利です。刃先が細くて薄いので、必要な部分だけを少しずつ、無理なくカットできます。普通の爪切りでは切りづらい箇所も力をかけすぎずに整えられるため、割れや変形のリスクも抑えられます。最初は少し扱いづらいですが、爪の状態に合わせて丁寧にケアしたいときに便利です。

素材は「ステンレス製」や「炭素鋼製」がおすすめ

爪切りを選ぶときは、刃の素材にも注目しておくと安心です。家庭で使いやすいのは、サビに強くお手入れもラクなステンレス製。特に湿気が多い場所で保管する場合や長く清潔に使いたいときに向いています。

一方、切れ味を重視したい方には炭素鋼製という選択肢もあります。厚くて硬い爪でも、軽い力でスッと切れるのが魅力。ただし、サビやすい素材なので水にぬれたあとは乾いた布でしっかりふき取るようにしましょう。

使う環境やお手入れのしやすさも考えながら、自分にとって扱いやすいものを選ぶのがおすすめです。

陥入爪を防ぐ正しい爪の切り方

陥入爪を予防するには、日ごろの爪の切り方を少し見直すだけでも効果が期待できます。トラブルを繰り返さないためにも、まずは基本の切り方を見直してみましょう。

入浴後など爪がやわらかいときに切る

爪を切るタイミングはとても重要です。入浴後や足湯のあとなど、爪がやわらかくなっているときは割れにくく安全にカットできます。乾いて硬いままの爪は割れやすく、無理に切るとひび割れや欠けの原因になるため注意しましょう。

爪をまっすぐ切る(スクエアカット)

陥入爪の予防には、「スクエアカット」と呼ばれるまっすぐな切り方が基本です。爪の端を丸く削らず、先端を平らに整えることで皮膚への食い込みを防げます。特に足の親指は巻き込みやすいため、意識的に平らに整えることが大切です。

深爪は避け、白い部分を1〜2mm残す

爪を短くしすぎると、皮膚への圧が強まり、陥入爪や細菌感染のリスクが高まります。カットの際は、白く伸びた部分(自由縁)を1〜2mmほど残しておくのが理想です。爪の保護機能を損なわず、安全な長さを保てます。

角を軽く整える程度にやすりをかける

スクエアカットにしたあとは、爪の角が鋭くないかを確認しましょう。気になる場合は、爪やすりで角だけを軽く整える程度で十分です。丸く削りすぎてしまうと、かえって爪が皮膚に入り込みやすくなるため、やりすぎには注意が必要です。

月に1〜2回を目安に定期的にケアする

足の爪は手の爪よりも伸びるスピードがゆるやかで、1か月に1〜2mmほどが目安とされています。ただし、爪が伸びるスピードは人によって異なるため、無理のないタイミングでこまめに整えておくことが大切です。目安としては月に1〜2回。長く伸びたまま放っておくと、靴の中で圧迫されて、巻き爪や陥入爪につながるおそれがあります。

陥入爪の原因になる間違った爪の切り方

陥入爪は、足の爪を間違った方法で切ることによって引き起こされることが多くあります。特に多いのが、自己流のケアによる切りすぎや不適切な形の整え方です。ここでは、陥入爪を引き起こす典型的な間違った爪の切り方について解説します。

爪の角を丸く切ってしまう

見た目を整えるために爪の角を丸くカットしてしまう人は多いですが、これは陥入爪の原因になります。角を丸めることで、爪が皮膚の中に入り込みやすくなり、歩行時の圧力で皮膚を刺激して炎症や痛みを引き起こすことも。特に足の親指は巻き込みやすいので注意が必要です。

深く切りすぎて深爪にしてしまう

「短く切ったほうが清潔」と考えて深爪にするのも、実は逆効果です。深爪は皮膚の防御機能を低下させ、爪が皮膚の中に刺さるリスクを高めます。また、細菌が入りやすくなり、炎症や化膿の原因になることも。爪の白い部分(自由縁)を1〜2mm残すのが理想的です。

厚みのある爪を強引に切る

足の爪は手の爪に比べて厚く硬いため、無理に切ろうとすると、割れたり裂けたりすることがあります。特に高齢者や爪が変形している場合は、無理なカットが陥入爪を悪化させる恐れがあります。厚みのある爪は、入浴後など爪がやわらかくなったタイミングで、専用のニッパー型爪切りを使って少しずつ丁寧に切りましょう。

陥入爪は自分で切っていいの?自宅で改善できる?

痛みや腫れのない初期の陥入爪であれば、自宅でのセルフケアで症状を和らげられることがあります。とくに大切なのが、爪の切り方です。爪の角を丸く落としてしまうと、その部分から皮膚に食い込みやすくなり、悪化や再発の原因につながります。予防の基本は「スクエアカット」と呼ばれる方法で、爪の先端をまっすぐに整えることが大切です。

爪がもともと食い込みやすい形の場合は、綿球や専用の爪ガードを使うと一時的に症状が緩和するケースもあります。ただし、これはあくまで応急的な方法にすぎません。違和感が続くときや見た目で炎症がわかるようなときは、無理をせず皮膚科やフットケア専門の医療機関に相談するのが安心です。

すでに陥入爪が痛む・化膿している場合は病院へ

強い痛みや腫れ、膿のような分泌物がある場合は、セルフケアでの改善は難しくなります。炎症や感染が進んでいるおそれがあり、自分で対処しようとするとかえって悪化させてしまうことも。無理に爪を切るのではなく、患部を刺激しないようにすることが大切です。「歩くのがつらい」「腫れが引かない」といった症状があるときは、できるだけ早めに皮膚科やフットケア専門サロンへ相談しましょう。

広島周辺で陥入爪にお悩みの方はセラピストプラネットにご相談ください!

足の親指が痛い、爪のまわりが赤く腫れている。そんな症状に心当たりがある方は、陥入爪が進行しているかもしれません。靴を履くたびに違和感があったり、日常の歩行に支障を感じている場合、早めの対応が肝心です。

自分でなんとかしようとすると、かえって状態が悪化することもあるため、専門的なケアを受けられる環境を選ぶことが大切です。

セラピストプラネットでは、巻き爪施術をはじめとする専門資格を持った先生が各院に在籍しています。もし現在、広島周辺で陥入爪にお悩みの方はセラピストプラネットにお気軽にご相談ください!

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