かかとが硬いとひび割れの原因にもなるため、お悩みの方は多いでしょう。かかとが硬くなる原因は、乾燥やホルモンバランスの乱れ、外部からの摩擦などが考えられます。しかし、しっかりとケアを行えば、ツルツルのかかとを取り戻すことができます。当院では、爪のトラブル以外にもかかとのケアを行っているので、ぜひお気軽にご相談くださいね。この記事では、かかとが硬い原因や改善する方法、かかとのケアでよくある質問などについて詳しくご紹介します。
かかとが硬い原因は?
ガサガサとしたひび割れたかかとにお悩みではありませんか?毎日足を綺麗に洗ってケアをしているつもりでも、なかなか改善しないと感じることはあると思います。実は、かかとが硬くなるのにはいくつかの原因があります。乾燥だけでなく、体の内側の不調や外部からの刺激が影響していることも。まずは、かかとが硬い原因について詳しくご紹介します。
乾燥による「角質肥厚」
かかとがガサガサになってしまう大きな原因のひとつが「乾燥」です。肌は、生まれ変わるためにターンオーバーというサイクルを繰り返していますが、肌のうるおいが不足するとこのターンオーバーが乱れて古い角質が剥がれずに残ってしまいます。
その結果、角質がどんどん厚くなって硬くなる「角質肥厚(かくしつひこう)」という状態になります。
本来であれば角質はとても薄く、しっとり柔らかいのが理想的です。しかし乾燥が進むと、肌は白っぽくなり、ごわついてしまいます。つるつるのかかとにするためには、しっかりと保湿をすることが大切です。
ホルモンバランスの乱れ
かかとが硬くなる原因は、乾燥のような環境面だけでなく、ホルモンバランスの乱れも挙げられます。ストレスが続いたり寝不足の状態が続いたりすると、体内のホルモンバランスが乱れてしまうことがあります。これにより、先ほどご紹介したターンオーバーに影響してくるのです。バリア機能が弱くなり、角質がうまく生まれ変わらなくなってしまいます。年齢を重ねると肌の再生力もゆっくりになるため、乾燥や硬さを感じやすくなります。かかとケアは外からの保湿だけでなく、内側を整えることも大切です。
外部からの摩擦
歩くたびに、かかとは地面や靴との摩擦を受けています。この摩擦が積み重なると、肌はその刺激から守ろうとして、角質を厚く硬くする性質があります。これが「防御反応」といわれるものです。
サイズが合わない靴や、硬い素材の靴を長時間履いていませんか?この場合、かかとが圧迫されやすくなり、防御反応によってどんどん硬くなってしまうのです。加齢によって肌が敏感になると、さらに影響を受けやすくなります。摩擦の少ない靴を選ぶことが大切です。
硬いかかとを改善する方法は?
ガサガサとしたかかとに悩んでいる方にこそ試してほしい、改善方法があります。簡単にできる方法なので、ぜひ試してみてくださいね。
摩擦が少ない靴を履く
先ほどご紹介したように、外部からの摩擦によって、かかとが硬くなることがあります。そのため、靴選びは非常に重要です。毎日履く靴だからこそ、こだわってみませんか?サイズが合っていることはもちろん、素材もチェックしてみましょう。底が硬い靴を履いていると、歩くたびに足が靴の中でズレてしまい、かかとに余分な摩擦がかかります。タイツのようなすべりやすい素材と合わせると、刺激はさらに強まります。
おすすめなのは、クッション性のある靴です。また、インソールでフィット感を調整するのも良いでしょう。自分の足に優しい靴を選んで、かかとを守りましょう。
同じ靴を履き続けない
同じ靴を履き続けている方がほとんどだと思います。しかし、これがかかとに負担になっていることもあります。
足の裏は1日にコップ1杯分もの汗をかくといわれていて、靴の中が蒸れることで菌が繁殖しやすくなるのです。ブーツなど通気性の悪い靴を毎日履き続けていると、水虫の原因になってしまうことも。
何足かをローテーションして履き替えるだけでも、足元の環境は快適になります。
角質ケアを行う
硬くなったかかとは、角質ケアで整えることが大切です。
まずは足湯や入浴で、かかとをしっかり温めてやわらかくしましょう。そのあと、軽石や専用のやすりで、硬くなった角質を少しずつ取り除いていきます。一度に削りすぎず、週に1回程度を目安にケアをして少しずつ整えていくのがポイントです。ケアの後は、保湿クリームや尿素入りのクリーム、馬油などでしっかり保湿をしましょう。仕上げに足のマッサージをすると血行が良くなります。
少しずつ行うことで効果が感じられるようになるので、ぜひお試しくださいね。
かかとのケアでよくある質問
かかとをセルフケアする際、さまざまな疑問が浮かぶと思います。ここからは、かかとのケアに関してよくある質問をご紹介します。
かかとは削っていいの?
かかとのガサガサが気になると、軽石ややすりでつい削りたくなってしまいますよね。
硬いかかとを改善する方法の章でご紹介したように、少しずつ削るのが良いですが、むやみに削り過ぎてしまうのはNGです。あまりにも強く削ったり、一気に削ったりしてしまうとかえって肌を傷つけてしまいます。防御反応によってさらに硬くなってしまうことも。
そのため、削るのは少しだけにしてください。そして、その後にしっかりと保湿をして肌を守りましょう。もしも削る加減がわからない場合は、当院にお任せください!画像のように、ツルツルのかかとに生まれ変わります。ぜひお気軽にご相談くださいね。
かかとを削ると厚くなるの?
「かかとを削ると厚くなる」と思い、ケアをためらっている方もいらっしゃるでしょう。解説したとおり、防御反応として自らを守るために厚く硬くなろうとする性質があるため、削ることが悪いことではありませんが、やりすぎはNGだと思ってください。また、削った後は必ず保湿を行って肌を守りましょう。
かかとの皮がめくれたら剥がしていいの?
かかとの皮がめくれて気になってしまい、つい引っ張ってしまいたくなることもあるかもしれません。しかし、無理に剥がしてしまうと、まだ健康な皮膚まで一緒に取れてしまい、出血やひび割れの原因になることがあります。剥がさずに保湿をたっぷりして、自然に剥がれるのを待ちましょう。また、何度も皮がめくれてくる場合には、「かかと水虫」の可能性も考えられます。かゆみがないことが多く、気付きにくいタイプの水虫なので、心配な時は皮膚科に相談してみてくださいね。
かかとが硬い・ひび割れるのは内臓も関係してるって本当?
かかとのひび割れや硬さは、内側の不調が関係していることも考えられます。東洋医学では、足裏には内臓とつながる反射区があるとされ、特にかかとは子宮や卵巣と深い関係があると考えられています。骨盤まわりが冷えて血の巡りが悪くなると、かかとにも影響が出やすいのです。そのため、足元やお腹を冷やさずに骨盤周りをしっかり温めることが大切です。内側からのケアも取り入れて、ツルツルでやわらかいかかとを取り戻しましょう。
広島周辺で硬いかかとでお悩みの方はセラピストプラネットにご相談ください!
この記事では、かかとが硬い原因や改善する方法、かかとのケアでよくある質問などについて詳しくご紹介しました。かかとが硬くなる原因は外部も内部もありますが、ケアをすれば徐々に改善されていきます。
セラピストプラネットでは、巻き爪施術をはじめとする専門資格を持った先生が各院に在籍しています。かかとのケアに関しても対応可能で、多くの方に喜んでいただいている施術のひとつです。
もし現在、広島周辺で硬いかかとにお悩みの方はセラピストプラネットにお気軽にご相談ください!