深爪とは、爪が短すぎる状態のことです。爪を切りすぎてしまうとよくこの状態になるので、経験したことのある方は多いと思います。
深爪になると、無意識のうちに指先に負担をかけてしまっています。
この記事では、深爪の原因や改善する方法、病院の何科に行くべきかなどについて詳しくご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
深爪は爪を短くしすぎることが原因
深爪は単に爪が短いだけでなく、指先の皮膚よりも爪が極端に短くなってしまっている状態を指します。日常生活で痛みを感じたり、見た目が気になったりすることもあるでしょう。
この深爪は多くの場合、ご自身で爪を短くしすぎてしまうことが原因で起こります。爪を噛むクセがあったり、爪切りでついつい深く切りすぎてしまったり…。無意識の行動が、知らないうちに指先に負担をかけてしまっているのかもしれません。ここでは、深爪になってしまう具体的な原因について解説します。
爪を噛んでしまう
ストレスを感じた時に、ついつい爪を噛んでしまうクセはありませんか？これは、大人になってからもなかなかやめられない習慣のひとつです。少しでも爪が伸びてくると、無意識のうちに噛んで短くしてしまう方は意外と多くいらっしゃいます。このクセは、良くないと頭ではわかっていても、いざやめようと思っても、なかなか思い通りにいかないものです。
時には、そのやめられない自分自身にさらにストレスを感じてしまい、それがまた爪を噛む行動につながるという、なんともつらい悪循環に陥ってしまうこともあります。「噛んじゃいけない」と思いながらも、噛んでしまう。このような行動が続くと、爪は健康に伸びる機会を失い、常に短く深爪の状態になってしまいます。
爪を切りすぎてしまう
爪の先の白い部分が見えると、つい切りたくなってしまうという方もいらっしゃるかもしれません。白い部分をなくして、ピンク色の部分ギリギリまで短く切りたいと思う気持ちはよくわかります。また、ピアニストやギタリストのように楽器を演奏する方、あるいは看護師さんや保育士さんのように、衛生面や安全面からお仕事の都合上、爪をできるだけ短く保つ必要がある方もいらっしゃいます。もちろん、清潔さを保ったり、作業の邪魔にならないように爪を短くすることはとても大切です。
しかし、「短くしたい」という気持ちが行き過ぎてしまい、爪を切りすぎてしまうと、さまざまなトラブルが起こる可能性があります。例えば、爪の周りの皮膚が赤く腫れてしまったり、ひどい場合には膿が出て炎症を起こしてしまうほど深爪になってしまうこともあります。これは、爪の先端の皮膚が露出し、外部からの刺激を受けやすくなっている証拠です。健康な爪と指先を保つためにも、切りすぎないように少し工夫をしてみましょう。爪の白い部分を全くなくすのではなく、少しだけ残すように心がけるだけでも、状況は改善に向かいます。
深爪はどれくらいで改善できる？
深爪がどれくらいで改善するかは、その深爪になってしまった原因や、現在の深爪の程度によって個人差が大きいです。もし、爪を噛む癖が原因で深爪になっている場合は、まずそのクセを少しずつでもやめていくことが、改善するために必要です。また、爪切りで切りすぎてしまっている場合は、正しい爪の切り方を意識し、爪が自然に伸びてくるのを待つことになります。
一般的に、爪が完全に生え変わるには、手の爪で約4〜6ヶ月、足の爪では約1年もの期間がかかると言われています。これはあくまで目安の期間ですので、焦らず、地道に爪のケアを続けることが大切です。急いで劇的な変化を求めるのではなく、毎日少しずつでも健康な爪へと導くためのケアを続けることで、必ず改善に向かいます。もし、深爪が原因で痛みがあったり、日常生活に支障をきたしている場合は、当院にご相談ください。
深爪は病院の何科に相談すべき？
深爪で困っているけれど、いざ病院に行こうと思っても、どの科に相談すればいいのか迷ってしまうことがあるでしょう。深爪の状態や、ほかにどのような症状が出ているかによって、適した専門科は変わってきます。ご自身の症状に合わせて選ぶことが大切です。
皮膚科
爪のトラブル全般を診てくれるのが皮膚科です。もし深爪が原因で、爪の周りの皮膚が赤く腫れていたり、ズキズキとした痛みを感じたり、膿が出ているなど、炎症を起こしている場合は、皮膚科が最も適しているでしょう。皮膚科の専門医が、炎症の状態を詳しく診て、適切な飲み薬や塗り薬を処方してくれるなど、症状に合わせた施術を行ってくれます。また、今後深爪を繰り返さないための正しい爪の切り方や、日頃のケア方法についても具体的にアドバイスをもらえるので、今後の予防にもつながります。些細なことでも、気になることがあれば相談してみましょう。
整形外科
足の爪の深爪で、特に歩く時に強い痛みを感じたり、足の骨や関節に何か根本的な原因があるかもしれないと感じる場合は、整形外科に相談してみるのもひとつの方法です。例えば、足の指の骨の形や、歩き方の癖が爪に負担をかけて深爪を引き起こしている可能性も考えられます。整形外科では、足全体のバランスや歩行の状態を診ながら、足の構造的な問題からくる深爪についてのアドバイスや、場合によっては施術の選択肢を提案してくれることがあります。
形成外科
もし深爪が原因で、爪が皮膚に食い込んでしまう陥入爪（かんにゅうそう）になったり、爪が内側に強く巻いてしまう巻き爪になってしまったりしている場合は、形成外科が適していることがあります。形成外科は、体の形や機能の異常を改善することを専門としており、爪の変形やそれに伴う外科的な施術が必要な場合におすすめです。レーザーによる施術や、爪の一部を切除する手術など、症状の程度に応じた方法を提案してもらえます。
深爪を早く改善する方法は？
深爪は、爪が短くなってしまっている状態なので、新しい爪が伸びてこないと根本的な改善は難しい部分があります。爪が伸びるのを早める特効薬のようなものは、今のところありません。
しかし、そんな時こそ、当院にお任せください。深爪による痛みを和らげたり、これ以上深爪にならないように体のバランスを整えたり、そして何よりも大切な正しい爪の切り方を身につけることで、改善を早め、快適に過ごせるようサポートさせていただきます。例えば、炎症がある場合はケアを行って痛みを軽減できますし、歩き方や姿勢が爪に負担をかけている場合は、その改善に取り組むことで爪への負担を減らせます。
広島周辺で深爪でお悩みの方はセラピストプラネットにご相談ください！
この記事では、深爪の原因や改善する方法、病院の何科に行くべきかなどについて詳しくご紹介しました。
深爪は、爪を噛んでしまう癖や、爪を切りすぎてしまう習慣など、些細な行動が原因で起こることがほとんどです。一度深爪になってしまうと、新しい爪が伸びてくるまで時間がかかりますが、ケアとサポートがあれば、必ず健康な爪を取り戻すことができます。
現在、深爪でお悩みでしたら、まずはご自身の爪の状態をよく観察してみてください。痛みが強い、炎症を起こしている、あるいは長期間改善が見られない場合は、皮膚科や整形外科、形成外科といった専門の医療機関に相談することも大切です。アドバイスを受けながら、ご自身に合った改善策を見つけていきましょう。
セラピストプラネットでは、巻き爪施術をはじめとする専門資格を持った先生が各院に在籍しています。
もし現在、広島周辺で深爪でお悩みの方はセラピストプラネットにお気軽にご相談ください！
